耳鳴りの治し方⑧

耳鳴りの治し方⑧~心理面Ⅲ~

 

~耳鳴りをラベリング~

 

人間には知性がありますが時に知性は暴走し「妄想」という形で我々を苦しめる事があります。それはどういう事でしょうか?耳鳴り患者に代表的な苦痛である「不安」を例にしてみましょう。

 

実は多くの人には耳鳴りがあるのですが、全く耳鳴りに苦しまない人と、耳鳴りに苦しむ人がいます。

耳鳴りに苦しんでいる方には信じられないかもしれませんが事実です。では、耳鳴りに苦しむ人と、苦しまない人とでは何が違うのでしょうか?

 耳鳴りに苦しむ人の多くは、耳鳴りと同時に妄想を始めてしまう人達です。

 

・治らなかったらどうしよう?

・本当に治るのだろうか?

・どうして自分だけ・・・

・一体、自分の体はどうなってしまうのだろう・・・

 等の妄想は主に「不安」というマイナス感情を生み出し、マイナス感情は過剰に神経系を刺激するので結果的に音を増幅したり、治癒が長引いたりしてしまいます。

 

普通の人・・・耳鳴り=音。 普通の人にとっては耳鳴りとは単なる音なのですね。

 

耳鳴りで苦しむ人・・・耳鳴り=音+妄想によるマイナス感情(不安)

 

例えば、普通の人は耳鳴りの強さが5ならば感じている音も5です。

一方、耳鳴り患者の場合、妄想によるマイナス感情が加算されるのでその分だけ苦痛は増加します。

 

普通の人・・・5の強さの耳鳴り音=5の音

 

耳鳴りで苦しむ人・・・5の強さの耳鳴り音+妄想による10のマイナス感情=15の苦痛

 

耳鳴りと苦痛はイコールではないのですね。

※多くの場合、マイナス感情とは「不安」である場合が多いようですが、他にも怒り、悲しみ、孤独感等もあるでしょう。

 

そんな方への対処法として耳鳴りの音を客観視する方法があります。

耳鳴りを感じた時点で「鳴っている!」と一人称で感じるのではなく、客観的に外から観察するように「音」と名詞でラベルを張ってみましょう。

難しく考える必要はありません。スーパーの店員がトマトに「トマト」とラベルを貼るさまをイメージすると良いでしょう。

 するとその耳鳴りはマイナス感情が加算された苦痛でなく、リアルなただの音になります。マイナス感情で増幅された耳鳴りはマイナスの情動を伴っている分だけ実際の何倍かの苦痛になります。

けれど、耳鳴りに「音」とラベリングし、マイナス感情が付加されるのを防ぐ事で、リアルな耳鳴りは本当はそれほどでも無いことに気が付きます。

 実は、耳鳴り患者の苦痛の正体は耳鳴りそのものでは無く、それによって生じるマイナス感情(不安感、孤独感、悲しみ、怒り等)である場合が多々あります。

耳鳴りをただの「音」とラベリングすると、その背後の記憶や過去の情動が浮かんでくることがありますが、その際は、過去の情動に対しても客観的にラベルを張って下さい。

例えば「怒り」「寂しさ」「屈辱」「不安」「不満」「恐怖」、、、、、など

きちんと客観的にラベルを張ればそれらの感情は消えてゆくでしょう。

 

そして耳鳴りが余分なマイナス感情を生み出すきっかけ(トリガー)に過ぎなかったことに気が付くでしょう。

 

耳鳴り患者にもっとも代表的なマイナス感情である「不安」で説明しましたが、他の感情でも同じ事です。簡単な手法ですが、慢性的な耳鳴りで悩まれている方には時にとても有効な方法です。

ぜひ試されると良いでしょう。

 

ameasagirirabe_tp_v-1

耳鳴りは、野の花々が育つようにゆっくりと改善するものです。

耳鳴りの治し方⑨

 

 

田町の整体 港カイロプラクティックはりきゅう恩応治療院

耳鳴り治療ご希望の方は、初回は長めにお時間を頂戴しますのでご予約の際は必ず耳鳴り治療希望とお申し出ください。

初回¥6,500 

次回以降¥5,500又は¥8,500

〒105-0014 東京都港区芝2-30-14 阿部ビル1F
TEL.03-3455-7830

アクセス

電車の場合

JR山手、京浜東北線 田町線駅西口を出て、約8分。
浅草線 三田駅A9出口より徒歩4分。
地下鉄 芝公園駅A1出口から徒歩4分。

自動車の場合

近隣にコインパーキングあり。