「”We are what we eat(私達は食べ物から出来ている)”。この古い格言が示す事実は明白であるにも関わらず、現代医学においては栄養学がつい最近まで放置されたままであったのは驚くべきことである。アメリカのほとんどの医師が、健康に対する栄養の効果についての知識がなく、私達は現在になってやっと、心臓病やガンなどのもっとも深刻な病気の多くと栄養の関係を理解し始めているにすぎない」
米国コロンビア大学公衆衛生学講座の教科書「40+GUIDE TO GOOD HEALTH」より
では、まず前回の復習から。
・飽和脂肪酸(動物性)
・不飽和脂肪酸(植物性)
*一価不飽和脂肪酸=オメガ9
*多価不飽和脂肪酸=オメガ6、オメガ3
覚えていますか?(笑)
最初は混乱するかと思いますが(私は今でも混乱しますが)、頑張りましょう。
さて、さらに多価不飽和脂肪酸(オメガ6、オメガ3)というのは体内で合成できないので、必ず外から摂取する必要があります。その為、多価不飽和脂肪酸は必須脂肪酸とも呼ばれているのですね。
多価不飽和脂肪酸=必須脂肪酸
またややこしくなってきました。この辺は時間を空けて2~3回繰り返し読んでみましょう。
自然の緑に少しだけ癒されたところで・・・
この”必須”という部分は要チェックです! 何故なら食用油を勉強していく過程で、少々つまずきやすいところだから。
さて、必須脂肪酸であるオメガ6とオメガ3ですが、実はその性格は全く正反対です。
単純に分けてしまうと、
オメガ6=細胞の膜を硬くする、炎症を起こす
オメガ3=細胞の膜を柔らかくする、炎症を鎮める
という感じに全く正反対です。両者ともに細胞膜の構成要素である点は違わないのですが、性格が違うのですね。細胞膜の健全性を維持するために両者が必要なのですが、その比率が問題なのですね。理想的な両者の比率は
オメガ6:オメガ3=4:1
と言われています。しかし現代の日本では誤った栄養指導の結果と、誤解により必要以上にオメガ6系の油が流通市場に出回ってしまい、その結果
オメガ6:オメガ3=10:1~50:1(!)
これは一大事!ですよね。
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