不定愁訴の原因⑦~食用油~

お疲れ様です。ここまでオメガ6、オメガ3とお話が続きました。

再度、油を理解する羅針盤となる図を再確認しましょう。覚えていますか?

 

・飽和脂肪酸(動物性)

・不飽和脂肪酸(植物性)
*一価不飽和脂肪酸=オメガ9
*多価不飽和脂肪酸=オメガ6、オメガ3


多価不飽和脂肪酸(オメガ6、3)の説明は済んでいますので、今回は残りの不飽和脂肪酸である”一価不飽和脂肪酸(オメガ9)”がテーマになります。

その前に、このオメガ9、6、3というのはどういうことなのか少しだけ説明しておきたいと思います。少々面倒くさい話題になるのでここは面倒だったらスルーしてもOKとしましょう(笑)

脂肪酸というのは、炭素が長く連なり、水素がくっついた一本の鎖のような構造をしています。炭素には4本の腕が伸びていてそのうちの2本は両隣の炭素と手を結び、他の2本は水素と繋がります。

鎖の先端にあたる炭素は、となりの炭素、水素と手をつないでおり、この部分をメチル基と呼びます。そして最後尾の炭素は、隣の炭素と水酸基、酸素と手をつないでいてカルボキシル基といいます。
これらがガッチリとスクラムを組んで安定していれば、強度が強く個体になりやすくなります。この特性をもっているのが動物性脂肪=飽和脂肪酸なのですね。

それとは対照的に、水素がところどころ抜けて炭素の鎖に穴があいた構造をしているのが不飽和脂肪酸(オメガ9、6、3)です。構造が不安定なので不飽和脂肪酸は常温では液体なのですね。
そしてこの9、6、3というナンバーは水素の欠けた穴の位置を表しています。メチル基の炭素から数えて3番目に最初の穴があればオメガ3、6番目ならオメガ6という事です。

少しややこしかったですね。食用油博士を目指す方は暗記して下さい。そうでない方はスルーで良いでしょう(笑)

さて、導入が少し長くなったところで本日のメインテーマである一価不飽和脂肪酸(オメガ9)に入りましょう。

オメガ9というのは先ほど説明したとおり、炭素の鎖の9番目に穴が開いているのですが、一か所しか穴が開いていないため(だから一価なのですね)、構造が不安定な不飽和脂肪酸の中でも比較的に構造が安定しているのが特徴です。
それは具体的にどういう事かというと、安定構造の為、酸化しずらく加熱調理に向いるという事です。

そしてオメガ9の代表となる脂肪酸が”オレイン酸”といいます。良く聞く名前ですからご存じの方も多いかもしれませんね。オレイン酸を多く含む油にはキャノーラ油(菜種油)、ピーナッツ油、米ぬか油、マカダミアナッツ油等があるのですが、最も代表的なのはオリーブオイルでしょう。

オレイン酸には悪玉コレステロールを減らしたり、胃潰瘍や十二指腸潰瘍を防いだり、肝臓や膵臓、腸の機能を高めて便秘改善に役立ったりといった効能があります。

前回のオメガ3とは違って加熱調理に使える上に、また違った効能があるのですね。
ただし!150度以上に加熱すれば有害な過酸化脂質やトランス脂肪酸を生成してしまうので、注意は必要です。揚げ物等には向かないでしょうね。

そしてオレイン酸にもさらに注意点が・・・。

長くなってきたので今回はこれ位にしましょう。食用油博士を目指さす方はバッチリ復習しておきましょう(笑)。

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