今回のテーマは一価不飽和脂肪酸・オレイン酸です。
オレイン酸というのは要するにオメガ9と思って下さい。
オレイン酸=オメガ9=一価不飽和脂肪酸
一価不飽和脂肪酸で一番有名なものはオリーブオイルでしょう。その他にもキャノーラ油(菜種油)、ピーナッツ油、米ぬか油、マカダミアナッツ油等があります。
そして、前回もお知らせしたように一価不飽和脂肪酸(オレイン酸・オメガ9)には便秘改善や悪玉コレステロールを減らす等の効能があるんですが、全てのオレイン酸系の食用油にそういった効能があるわけではないのですね。
原因は油の抽出方法にあります。「溶剤抽出法」という手法が現在最もポピュラーなのですが、この手法は様々な化学溶剤を使用して油を抽出するので、結果的には毒が添加されたのと同じ。
この抽出法を経て精製されてしまった油は、もともとの原料が何であれ「死んだ油」になってしまうんですね。
溶剤抽出法では、石油系物質を添加するうえに、脂肪酸の劣化臭を取り除く為に240~270度の高温に長時間放置し、ついでに保存剤を添加して商品化します。どう考えても体に有用とは思えませんよね。
そしてこういう製造工程を経てしまうと、原料が本来持っていたビタミン類の栄養素は失われてしまう上に、さらに最後の高温での脱臭過程でトランス脂肪酸が発生してしまいます。
トランス脂肪酸いついては、後でお話させて頂きますが、今は要するに”毒”と考えておいてください。実際に米国ニューヨーク州では全面的にトランス脂肪酸は禁止されています。
※トランス脂肪酸の代表”マーガリン”
さて、困りましたね。では一体どうすれば良いのでしょう???
インターネットの発達した現在、溶剤抽出法以外の工程で作られた食用油を購入するのは可能です。けれど、なかなか一般のスーパーでは手に入りません。
私達が日常的にもっとも手に入れやすい安全なオメガ9(オレイン酸)はやはりオリーブオイルでしょう。
ですが一口にオリーブオイルといっても実は製造工程によっていくつかの種類に分かれます。
「エクストラバージンオリーブオイル」・「ピュアオリーブオイル」・「オリーブポマースオイル」の3種類が日本では手に入るのですが、購入すべきはエクストラバージンオリーブオイルのみ。
こういった基準を満たす良質なオリーブオイルは高級食材を扱うスーパー等で購入できますから最寄りのお店で探してみましょう。
※本来、食用油は生鮮食品の一種です。長期保存には向きません。購入の際にはガラスの遮光瓶に入ったあまり大きくないサイズを選ぶと良いでしょう。間違っても透明プラスチックの製品には手を出さないようにしましょう。
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