耳鳴りの自主管理⑤まとめ

多くの耳鳴りは加齢現象によるものです。

耳鳴りの発症原因は、まだ西洋医学的には特定されてはいませんがウィルス感染説と内耳循環不良説の2つが有力視されています。

私自身の経験と照らし合わせてみても、この2つの仮説は基本的に支持できるものであると考えています。

加齢による耳鳴りで苦しまれている方が病院や治療院に頼ることなく、上手に耳鳴りと付き合っていく為の自主管理法を出来る限り提案させて頂きました。

ですが、今回の提案はあくまで自主管理を目的とする為、専門的な部分は大きく割愛せざるを得ませんでした。

しばらくの期間、耳鳴りの自主管理①~④を実施されても、期待通りの結果が得られなかったとしてもがっかりする必要はありません。本来耳鳴りというのは複数の原因が複雑に絡まってしまった多因子疾患です。あくまで自主管理を目指すという目的上、公開を見送った対処法は存在しますので、専門家の手を借りればまだ打つ手は十分あるという事です。

耳鳴りの原因因子

①ピロリ菌感染

ピロリ菌に感染すると、ビタミンB12の吸収阻害が起こるので赤血球の合成能力が低下し、耳鳴りの原因になる可能性があります。またアンモニアの大量発生も一因となるでしょう。

②カンジダ菌増殖

体内のカンジダ菌は通常問題を起こさ無いのですが、何らかの原因により過剰増殖した際には、栄養吸収障害や腸粘膜障害の原因となり耳鳴りを引き起こす可能性があります。

③腸粘膜障害(リーキーガット症候群)

腸管の粘膜が傷つき栄養がきちんと体内へ吸収できない状態です。小麦・砂糖・乳製品・添加物等が誘引となり発症します。

④食品不耐性

代表的な不耐性食品は乳糖を含む乳製品ですが、不耐性食品には個人差があります。不耐性食品の摂取は腸粘膜やホルモンバランスの問題を引き起こし、耳鳴りを誘発する可能性があります。加齢に応じて、消化能力は低下しますから若い頃から食べていたものが現在では不耐性食品になっている可能性もあります。

⑤心理的問題

心理的なストレスは自律神経を介して耳鳴りを発症します。

⑥重金属蓄積

水銀、鉛、カドミウム、ヒ素、アルミニウム等の重金属を私達は食品や化粧品等から日常的に摂取していますが、体内の蓄積量が一定を超える年齢になると耳鳴りの誘引となります。

⑦慢性ウィルス感染

感染ウィルスは神経に住み着くのですが、加齢に伴い免疫力が低下する事でウィルスとの共生バランスが崩れると耳鳴りの一因となります。またウィルス感染は重金属蓄積とも関連性があり、両方同時の対処が必要です。

⑧身体の歪み

寝相、スマートフォン、パソコン操作等で歪むと血行障害や自律神経の混乱を誘発し、耳鳴りの発症因子となります。