田町 三田の整体:椎間板ヘルニアの原因と施術

腰痛の女性 下半身の問題

椎間板ヘルニアが痛みやシビレの原因という間違い。

以下は「加茂整形外科」HPより、加茂医師の文章を抜粋。

椎間板ヘルニアや脊柱管狭窄症が神経を圧迫して痛みやシビレ(異常知覚)が生じているという診断は間違っていると確信しています。その理論構成はとても反対の証拠に耐えられるものではありません。椎間板ヘルニア、脊柱管狭窄症、腰椎すべり症、分離症、椎間板症など構造的異常は健常者でも良くみられます。これらが痛みの原因だというのは過去の失敗した医学です。」

参照HP 加茂整形外科医院

「椎間板ヘルニア=腰痛・坐骨神経痛」という世間一般で信じ込まれている常識からすると、冒頭で紹介した医師の文章は少々奇異に聞こえるかもしれません。
多分、このページに辿りついた方の多くは腰痛・坐骨神経痛を患い、医師による診察の上で「椎間板ヘルニア」という診断を受けているはずです。
多分、その診断を受ける際には、レントゲンやMRI等の画像を撮影し、飛び出た椎間板が神経を圧迫して云々という非常に明快でわかりやすい説明を受けた事でしょう。
そして、温熱や湿布や牽引等の治療を受けたけれど、あまり良くならず、ネットで色々検索するうちにこのページまでたどり着いたのではないでしょうか?

皆さんは、こんな説明を受けた筈です。

飛び出た椎間板(青丸)が神経を圧迫して、
痛みやシビレが出ているんですよ!

椎間板ヘルニア

そして、痛み止めの薬を処方されたり、牽引したり湿布を貼ったり、温熱や電器を使った療法を受けたり、時には手術を勧められたり・・・・・。


違いますか?

多分、多くの方は病院でこのように説明を受け、このような説明が日本全国津々浦々繰り返されて来た結果、「椎間板ヘルニア=腰痛・坐骨神経痛」仮説はいつのまにか一般常識として、まかりとおる様になってしまい、医学的に矛盾が多く問題だらけの仮説が”真実”と思われるようになってしまっています。
まさに「嘘も百回繰り返せば・・・」状態です。

そして、この世間一般で信じ込まれてしまった「椎間板ヘルニア=腰痛・坐骨神経痛」という仮説を真っ向から否定するのが、冒頭で紹介した医師の文章です。
では、椎間板ヘルニア以外に痛み・シビレを起す原因はあるのでしょうか?真犯人がいるとしたら、その正体とは???

実は、レントゲンやMRIでは見えない意外なところに痛み・シビレの真犯人が潜んでいるのです。

その真犯人とは、関節筋肉靭帯です。

この赤丸が骨盤の関節、仙腸関節です。(痛み、シビレの真の原因その①)

骨盤の靭帯 骨間仙腸関節靭帯

赤丸の仙腸関節の奥に仙腸靭帯(下の赤丸)があります(痛みシビレの真の原因その②)

腸腰靭帯 仙腸靭帯

この仙腸関節という骨盤の関節は、正常状態では足と連動して動くのですが、機能障害を起すと足と連動した動きをしなくなります。
そしてこの仙腸関節の機能障害と内部の靭帯は、多くの腰痛や足のシビレの原因になりますが、この障害はレントゲンやMRIには写りません。この関節や靭帯の状態を正確に確認するには熟練した人間が実際に指で触る事(触診)が必須条件です。


病院での検査を思い出して下さい。


お医者様は本当にこの関節を触って検査してくれましたか?


レントゲンやMRI画像だけで診断したのではないですか?

これは中殿筋。この筋肉が障害を起こすと左の赤図のエリアに痛みが出ます。

中殿筋 筋筋膜疼痛症候群
トリガーポイントマニュアル 筋膜痛と機能障害より

次は小殿筋。この筋肉が障害を起こすと赤いエリアに痛みシビレが発生します。

小殿筋 筋筋膜疼痛症候群
トリガーポイントマニュアル 筋膜痛と機能障害より

この2つの筋肉(中殿筋・小殿筋)が異常緊張して硬くなると、筋筋膜トリガーポイントと呼ばれる状態になり、痛み・シビレの発症原因になります。
そして、こういった筋肉の異常緊張はレントゲンやMRIには写りません。残念ですが実際に指で触らなければ判りません。

お医者様は、あなたの身体を診察する際ちゃんと指で触って検査してくれましたか?

現在では、かつてない程レントゲンやMRI等の画像診断技術は向上していると思いますが、それらのハイテク診察機器は決して万能で無い事をご理解下さい。
以前、当院に来院された患者様の身体を触診していたら「こんな原始的な事で何が判るんですか?」と聞かれて困ってしまった事があります。どうも高価な機器を使った診察の方が信頼性が高いと思ってしまうようですが、実際には人の指でなければ出来ない作業というのはたくさんあります。
そして、人の指でしか出来ない精密な”触診”を習得しているのが、私達カイロプラクターです。
これ以上、無駄な牽引、投薬、温熱刺激、湿布等を繰り返す前に、無意味な手術を受ける前に、あなたが病院で受けた診察風景をもう一度思い出して見て下さい。

あなたの担当医は、本当にあなたの身体に触って検査(触診)してくれましたか?

田町の整体 港カイロプラクティックはりきゅう恩応治療院

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