慢性疾患の多くはたんぱく質の摂取不足(吸収不足)が原因として関わっています。
その為、まずは必要最低量のたんぱく質を体内へ供給する事が大切です。
・小麦、乳製品、砂糖、カフェイン、アルコールを中止する。
※これらの食品はたんぱく質の体内への吸収率を低下させる原因になるので可能な限り摂取を控えて下さい。
・胃内のたんぱく質消化酵素の活性を高めるために食前・食中に水で薄めた純リンゴ酢や水で薄めたレモン果汁、もしくは食前に消化酵素のサプリメントを摂取する。
(または苦い野菜(ゴーヤ、ピーマン等)を食べてから肉類を食べるのも効果的。)
・良く噛む(最低30回)
※噛んでから飲み込まないとタンパク質は十分に消化吸収されません。
・体重1kgあたりの必要たんぱく質量は通常で1~1.2g。肉体労働や運動を継続的に行う場合や成長期には1.5~2gが必要。またストレス等によっても一日の必要タンパク質量は変動するので、下記を参考に調整する。
100gあたりのたんぱく質量(日本食品標準成分表2010より抜粋)
■鶏ささ身23.0g ■豚ヒレ肉22.8g ■牛ヒレ肉21.3g
■豚もも肉(脂身つき)20.5g ■牛もも肉(脂身つき)19.5g
■鶏むね肉(皮付き)19.5g ■くろまぐろ赤身26.4g ■ほんがつお25.8g
■さけ22.3g ■ぶり21.4g ■卵(1個)6.2g
※野菜等に含まれるたんぱく質は吸収効率が低い上にそもそもの含有量が低いのでノーカウント。
※連日同じたんぱく質の摂取を続けると、アレルギーの原因になる事があるのでなるべくローテーションで摂取(例:豚→鳥→牛)する。
※食事により必要量のたんぱく質摂取が難しい場合はWPI製法のプロテイン等を補助的に利用する。
※体脂肪率を逐次チェックする。体脂肪率が増え始めたら、たんぱく質の摂取過剰の可能性があるので摂取量を少し減らす。
※急激にたんぱく質の摂取量を増やすと便秘になる可能性があるので、普段から食物繊維も摂取する事。またマグネシウムやビタミンCの併用が必要になるケースもある。
※大量のたんぱく質の摂取が肝臓の負担になるケースもあるので、不調を感じた際は直ちにたんぱく質の大量摂取を中止もしくは大幅に減らして様子を見る。
田町・芝公園の整体 港カイロプラクティック鍼灸
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