自律神経失調症の原因と治し方⑧~心理面Ⅲ~
~症状をラベリング~
人間には知性がありますが時に知性は暴走し「妄想」という形で我々を苦しめる事があります。それはどういう事でしょうか?自律神経失調症の患者に代表的な苦痛である「不安」を例にしてみましょう。
・治らなかったらどうしよう?
・本当に治るのだろうか?
・どうして自分だけ・・・
・一体、自分の体はどうなってしまうのだろう・・・
等の妄想は主に「不安」というマイナス感情を生み出し、マイナス感情は過剰に神経系を刺激するので結果的に症状を悪化させたり、治癒が長引いたりしてしまいます。
心理ストレスで苦しむ人・・・5の強さの症状+妄想による10のマイナス感情=15の苦痛
症状と苦痛はイコールではないのですね。
※多くの場合、マイナス感情とは「不安」である場合が多いようですが、他にも怒り、悲しみ、孤独感等もあるでしょう。
そんな方への対処法として症状を客観視する方法があります。
何らかの症状を感じた時点で客観的に外から観察するように症状に名詞でラベルを張ってみましょう。
難しく考える必要はありません。スーパーの店員がトマトに「トマト」とラベルを貼るさまをイメージすると良いでしょう。
するとその症状はマイナス感情が加算された苦痛でなく、リアルなただの症状になります。マイナス感情で増幅された症状はマイナスの情動を伴っている分だけ実際の何倍かの苦痛になります。
けれど、名詞でラベリングし、マイナス感情が付加されるのを防ぐ事で、リアルな症状は本当はそれほどでも無いことに気が付きます。
実は、自律神経失調症患者の苦痛の正体は症状そのものでは無く、それによって生じるマイナス感情(不安感、孤独感、悲しみ、怒り等)である場合が多々あります。
症状をただ名詞でラベリングすると、その背後の記憶や過去の情動が浮かんでくることがありますが、その際は、過去の情動に対しても客観的にラベルを張って下さい。
例えば「怒り」「寂しさ」「屈辱」「不安」「不満」「恐怖」、、、、、など
きちんと客観的にラベルを張ればそれらの感情は消えてゆくでしょう。
そして症状が余分なマイナス感情を生み出すきっかけ(トリガー)に過ぎなかったことに気が付くでしょう。
簡単な手法ですが、慢性的な自律神経失調症で悩まれている方には時にとても有効な方法です。
ぜひ試されると良いでしょう。
自律神経失調症の原因と治し方⑨~自律神経失調症をダイエット!~
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