カンジダ症の改善

カンジダ菌糸型 フィシオ患者資料
カンジタ菌の菌糸型

当院がカンジダ菌の対処をする訳

当院は、名前の通りカイロプラクティック・鍼灸院です。なのに何故カンジダ菌の対処など行うのでしょうか? 開業以来多くの不定愁訴を訴える患者様達と接してきました。そうした内に難しい不定愁訴の陰には多くの場合”腸内環境異常”が存在する事に気が付きました。

糖質過多、安易な薬剤の使用等により腸内の細菌叢が悪化し結果的に多くの慢性疾患の原因となっているのですね。こういった場合ですと通常のカイロプラクティックや鍼灸では一時的に症状を緩和する事は出来ても根本的に治すことは不可能です。

その為、カイロプラクティック・鍼灸に続く第3の選択肢としてフィシオエナジェティックを学び、治療に取り入れている次第です。

カンジダ症とは?

カンジダ菌というのは、誰の体にも存在する常在菌ですが、何らかの原因で異常繁殖すると約80種類の毒素を放出します。

性病と勘違いされやすいのですが、性行為とは無関係に誰にでも発症する可能性があります。

カンジダ菌の毒素の種類や体質等に応じて下記のような問題を引き起こします。

カンジダ菌による代表的な症状例

強い倦怠感、体のふらつき、めまい、頭痛、こめかみが締め付けられる感じ、脳に煙がかかったような感覚(頭がまわらない、頭がモヤモヤする、集中力がなくなり考えに焦点が当てられない、非現実的な感じ、記憶力の低下)、抑うつ、イライラ(攻撃性)、気分にムラ、肩こり 、筋肉痛、首の痛み(後頭骨との境目付近)、腰痛、関節炎、下半身の痛み・冷え、むくみ、しびれ、冷え性、耳鳴り、不眠症、目の症状(眼精疲労、急激な視力低下、目の痛み、 目の奥の痛み、目のかすみ、飛蚊症、視野の乱れ)、化学物質過敏症(蚊にさされた後が治らない、煙草の煙に敏感、臭覚過敏、薬で体調を崩す、蕁麻疹)、酒量の許容量の低下(悪酔い)、胃炎、前立腺炎、前立腺肥大、トイレが近くなる、尿道炎、膀胱炎、腎臓病、膵炎、肝臓病、甲状腺機能障害、糖尿病、性欲減退、骨盤付近(臀部)の痛み、朝起きたときの頭痛・痛み、食事後の眠気やだるさ、午後から夕方に強い眠気やふらつき・頭痛、甘い物中毒、多汗症、多発性硬化症等

カンジダ菌のアレルギーによる症状

蓄膿症、慢性鼻炎、慢性喉頭炎、慢性扁桃腺炎、 慢性気管支炎 、耳鳴り、耳の詰まり感、咳

カンジダ菌(アレルギー)による皮膚症状

膣炎、吹き出物、ニキビ、擬似白癬、皮膚炎、発疹やかゆみ、口角炎、口角にかさぶた、口内炎、難治性の歯周病、舌苔(白いコケのようなもの)、痔、蕁麻疹等

カンジダ菌による腸の症状

リーキーガット、アレルギー、自己免疫疾患(膠原病、リウマチ、SLEなど)、過敏性腸症候群、クローン病、潰瘍性大腸炎、下痢症、便秘、便秘と下痢を繰り返す、大腸ポリープ、精神疾患、糖尿病

カンジダ菌による異常発酵(ガス・アルコール)による症状

膨満感、心不全、動悸、不整脈、頭痛、ふらつき、吐き気、胸焼け、げっぷ、口臭、午後に強いふらつき、酒に酔ったような状態

カンジダ菌と女性ホルモン

膣カンジダ、PMS、生理不順、生理痛、子宮筋腫、不妊症、子宮内膜症、卵巣嚢腫、乳癌、子宮癌

 

膣カンジダ。なぜ繰り返すのか?

膣カンジダを繰り返す原因は女性ホルモンのアンバランス及び体内のPH(アルカリ体質)です。ですので発症の度に薬剤を用いて対処しても一時しのぎにしかならず、ホルモンバランスやペーハーの変化に影響されて再発を繰り返します。

① 女性ホルモンのアンバランス

エストロゲンは膣内のブドウ糖の量をコントロールしています。

・エストロゲン過剰⇒ブドウ糖過剰⇒カンジダ増殖⇒膣カンジダ発症

・エストロゲン過少⇒ブドウ糖過少⇒膣内善玉菌減少⇒カンジダ増殖⇒膣カンジダ発症

圧倒的に多いのはエストロゲン過剰タイプですが、エストロゲンは過剰になっても過少になってもカンジダ菌の異常繁殖を誘発します。

 

②アルカリ体質

弱酸性が正常な体内環境ですが、何らかの原因によってアンモニアの代謝経路が異常になるとアルカリ体質になりカンジダ菌の異常繁殖を誘発します。

・アンモニア過剰の代表的な関連因子

CBSのSNIP(メチレーション)・ピロリ菌・尿素回路・グルタミン酸代謝

これらは全てアンモニア過剰の際にはチェックし対処せねばならない因子です。

当院ではこれらの問題にフィシオエナジェティックで対処可能です。

 

基本的なカンジダ対策

 

出来るだけ避けたほうが良い事

・アルコール、カフェイン(コーヒー、紅茶)の摂取

・過剰な精製炭水化物の摂取(特に小麦、砂糖)

・甘いもの(果物含む)の摂取

・乳製品の摂取

・抗生物質、ピル、制酸剤等の摂取

・ジャンクフード

・発酵食品(ビール等)、イーストを使った食品(パン等)の摂取

・鉄サプリメント

※過剰な食品制限は精神的なストレスになりますから、ストレスにならない程度に減量を試みられると良いでしょう。

 

するべき事

・良く噛む事

・適切な食事(野菜を多めに)

・各種サプリメント類の摂取

・水を多めに飲む(お茶、コーヒーやジュース等では無く)

 

当院でのカンジダ対応方法

基本的なカンジダ症の対策の主軸になるのは、フィシオエナジェティックによる食生活の改善とサプリメント類の併用です。

通例ですと、サプリメント類は除菌用とサポート用の併用が一般的です。また必要に応じて他にも消化酵素等(ベタインHCL等)を加える事があります。

 

一般的なサプリメントの処方例 ※全ての方が該当する訳ではありません。

除菌用サプリメント類

グレープフルーツシード、ティートゥリー、ユーカリラジアータ、オレガノ等

 

サポート用サプリメント

クロレラ、MSM、バードックルート等・・・カンジダ菌は死ぬ時に毒素を放出しますが、その毒素をさらに体外へ排泄する為に必要です。

 

クルクミン、アーティチョーク等・・・カンジダ除菌の際の毒素を分解、排泄する際の肝臓等の負担をサポートします。

 

マルチミネラル・・・毒素を体外に排泄する際には、一緒に必要なミネラルも排泄されてしまうのでその分を補う必要があります。

 

ビタミンC等・・・カンジダ除菌時に体内で発生する活性酸素から体を守ります。

 

 

※上記はあくまで一般例です。実際には個人個人の体質等に合わせて処方が変わります。また当院ではこれらのサプリメント販売は行っておりません。各自インターネット(iherb等)やドラッグストアにてご購入下さい。

 

ダイオフ(副反応)について

また、カンジダ除菌時にはダイオフと呼ばれる副反応が生じる可能性があります。

カンジダ菌は死ぬ時に毒(主に重金属)を放出するのですが、一定量を超えて毒の放出が起こると何らかの不快症状・症状の悪化が起こる場合があります。こういった現象を予防する為、当院では複数のサプリメントを同時に摂取頂くよう指導しておりますが、もしもダイオフが起こってしまった場合は、一時的に除菌用サプリメントの摂取中止もしくは減量を行ってご対処下さい。

 

カンジダQ&A

Q:どれくらいの期間で治りますか?

A:部位と程度によって個人差がありますが、2週間から3か月程度の期間は考えた方が良いでしょう。

Q:通院頻度はどれくらいですか?

A:原則は2~4週間に一度が目安です。

Q:カンジダ症の原因は何ですか?

A:いくつかあると思いますが、加齢による胃酸分泌の低下、精製炭水化物の常食、薬剤(抗生剤、ピル等)の使用が主な原因だと思います。また膣カンジダを繰り返す方の場合は、アルカリに傾きやすい体質が原因です。

 

田町・芝公園の整体 港カイロプラクティック鍼灸

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